主人公、はじめは幼い頃から手芸好きだったこともあり、その実力は神業的。
子供の頃から仲良しで手芸好きだけど不器用な幼なじみや、手芸部の仲間たちと共に仲良く楽しく過ごしていた。
しかし、その日常に突然の転機が訪れる。
突然の昏倒。そしてはじめに知らされる生命の刻限・・・
助かることのない死病に取りつかれ、残された時間がわずか半年である事を。

「永遠」なんてない。

突きつけられた現実の中で、はじめは思う。
「笑顔のままでいよう」
生きている時間を、家族のため、仲間たちの笑顔を曇らせないために。

まだ、はじめは知らない・・・
幼なじみの少女にいつのまにか知られた時限
彼女がひとりで抱えてしまった苦悩を
それでも見せた、健気な笑顔と
隠された涙を

そして、はじめと仲間たちは生きていく。
笑顔で過ごす事を選んだはじめのために
かけがえのない「今という永遠」を笑顔で過ごすために。